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古いカーオーディオでスマホからの音声を流すためFMトランスミッターを購入してみた

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最近、毎朝の通勤時にラジオを流していたのですが、まともに聞けるラジオが2局しかなく、少し飽きてきたため、「ワンセグの見られるスマホ」を車に置いて流したりしていました。

スマホの音量を最大にすれば運転中でも聞けなくはないのですが、スマホのスピーカーが貧弱なためか 音が割れるような音質になってしまい聞き取りづらい ことがありました。

そこで「FMトランスミッター」というものを使って車のスピーカーから音を出したら聞きやすくなるのではないかと思い試してみようと思いました。

今回の記事は、以下のような方の参考になるのではないかと思います。

Bluetooth非搭載のカーオーディオなんだけど、スマホからの音楽を車のスピーカーで聞きたい

古いカーオーディオでワンセグの音を車のスピーカーで聞きたい

Bluetooth搭載のカーオーディをを新規購入したいけど高いからFMトランスミッターでも良いのかな??

FMトランスミッターとは?

FMトランスミッターは、音源を持っている機器とつなぐことでその音源をFMトランスミッターが電波に乗せて発信する機器のようです。それを車のラジオ用アンテナが受信して車のスピーカーから音をだせるようです。小さなラジオ局みたいな感じでしょうか?

目次

FMトランスミッター導入前の車内環境

FMトランスミッター導入前、の車内のオーディオ環境は次のような感じです。

  • カーオーディオ (Bluetoothなし、FMラジオとCDあり)
  • 車載用スマホ (Xperia SOL22 、ワンセグあり、Bluetoothあり)

Bluetooth搭載スマホからの音を車のスピーカーで聞く方法は?

今回はFMトランスミッターを利用することにしましたが、「ワンセグの機能がついているスマホ」の音を車のスピーカーで聞く方法 は2つ思い浮かびました。(Bluetooth搭載のスマホに限る)

  1. Bluetooth対応のオーディオ を取り付ける。
  2. BluetoothでスマホとリンクできるFMトランスミッター を利用する。

以下にもう一度まとめてみます。

Bluetooth搭載オーディオ を利用してスマホの音を聴く

Bluetooth搭載スマホ

⬇ Bluetooth

Bluetooth搭載カーオーディオ   から車のスピーカーへ

※ カーオーディオ内のBluetooth受信部から電波を受けてカーオーディオから音が出る?

Bluetooth対応の FMトランスミッター を利用してスマホの音を聴く

Bluetooth搭載スマホ

⬇ Bluetooth

FMトランスミッター  (Bluetoothでスマホとリンクできるトランスミッター)

⬇ FM電波

カーオーディオにつながるアンテナで電波を受信して 車のスピーカーへ

※ カーオーディオのFM電波受信アンテナを通ってカーオーディオから音がでる。

とりあえず Bluetooth対応のカーオーディオ を検討してみた

以前、乗っていた車のカーオーディオを交換したとき、以下のカーオーディオ(パイオニア MVH-390)を5,554円で購入して使っていたのですが、そのときにBluettoothでつながるカーオーディオもあることを知っていました。

以前使っていた車のオーディオ (Bluetoothなし)

カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
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なので、Bluetoothの使えるカーオーディオを買おうかと思いましたが価格が高めでした。

パイオニアのBluetooth使える機種を探してみると16,500円

カロッツェリア(carrozzeria)/パイオニア(Pioneer)
¥16,500 (2021/09/16 01:37時点 | Amazon調べ)

安い製品も一応あったが、FMトランスミッター購入後に知った(汗)

結局、FMトランスミッターを購入することにした。

Bluetooth対応のカーオーディオ を新規購入するかFMトランスミッターにするかで悩みましたが、FMトランスミッターを購入しました。

Bluetooth対応のカーオーディオ を選ばなかった理由

  1. Blutooth対応のカーオーディオが高かった。(なるべく出費を少なくしたい。)
  2. カーオーディオ交換の費用がかかるし、自分で交換するにも労力がかかる。
  3. 既に使っているオーディオは特に故障していないので、新しくオーディオを購入するお金がもったいないしカーオーディをを無駄に捨てなくて良い。
  4. 既に付いているオーディオのデザインが意外とシンプルで昼間でも夜でも見やすいので無駄に使用をやめてしまうのはもったいない気がする。
  5. 新しい今どきのカーオーディオは無駄にデザインが凝っていて値段が高めの割にはデザインがゴチャついていて使いにくそう。(1DINの場合。偏見も入っているかも?)
  6. FMトランスミッター であれば、車を乗り換えた際にもラジオさえついていれば 使い回しが簡単そう。(車検のときの代車でもすぐ移行できる)

これらの事から、FMトランスミッターを利用することにしました。

FMトランスミッターを追加するのであれば約3000円ですみます。

しかし後述しますが、スマホだけでなくFMラジオもきれいな音で聞きたい場合は、ノイズの問題がでてくる可能性が高いため、トランスミッターへの通電をオフできるスイッチを設けるかモバイルバッテリーで動作させる必要がありそうなので、実際はもう少しかかりそうです。

購入検討したFMトランスミッターは次の2点

以下の商品の製品を考えました。

フィリップス」 と 「オーディオテクニカ」 の製品です。

(2022年2月27日現在、フィリップスの製品は品切れのようです。)

Audio Technica(オーディオテクニカ)
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中華製は当たり外れが激しそうなので、名の知られたメーカーのものを検討しました。

その他のメーカー

Anker の製品も過去に販売されていたようですが電波法違反をしていたようで回収されたようです。

エレコム の製品もあることを後から気づきましたが、評価はいまいちです。

カシムラ というメーカーもFMトランスミッターの取扱いがあるようです。Amazonで検索してみると意外とたくさん種類をだしています。

しかし、オーディオテクニカのような分離タイプのものはありません。

フィリップスのFMトランスミッターを購入することにした。

以前、車のスモールランプをLED化したときにフィリップスの製品を購入したのですが、アマゾンでの評価も高く、実際購入してみても使用感は悪くありませんでした。

また、フィリップスのスマホホルダーも見かけて評価が高かったので、

「フィリップス は車関係の商品開発に力を入れているのかな??」と思い、フィリップスのFMトランスミッターを買ってみることにしました。

レビューを見てみるとAnkerのFMトランスミッターからの乗り換えの方が多いようでした。

フィリップスのFMトランスミッター(DLP3528N)を使ってみる

購入して届いたのがコチラです。(この製品は今はもう手に入りにくそうなので、このFMトランスミッター関する記述は読み飛ばしたほうがいいかもしれません。)

トランスミッターの使い方の流れ

STEP
ソケットにトランスミッターを差し込む
STEP
車のキーを回してトランスミッターに給電する
STEP
トランスミッターで発信に使う発信周波数を決める(普段聞くラジオ局と混信しない周波数に設定)

周波数が点灯表示しているときに、2秒ほど真ん中のツマミを長押しすると、点滅し始めるので、点滅し始めたらツマミを回して周波数をお好みの数字に合わせます。左に回すと数字が小さくなり、右に回すと数字が大きくなります。

例えば、普段聞いているラジオ局の周波数が82.7Mhzとした場合、その近辺を下げて周波数を設定します。ココで決めた周波数の電波に音を乗せるようです。

STEP
スマホとペアリングする

これは、スマホ側だけの操作だけで大丈夫です。スマホのBlutoothe設定画面でトランスミッターの名前が表示されるのそれを選んで接続すれば大丈夫です。

WindowsPCでBluetoothのマウスを接続するときのような感じで大丈夫です。マウスがFMトランスミッターにあたり、PCがスマホに対応する感じです。

STEP
カーオーディオのラジオの受信周波数を「トランスミッターで設定した周波数」に合わせる
STEP
スマホで音を流す

これで車のスピーカーから音が出ます。

トランスミッターについているステレオミニプラグの穴の使い方

ここはAmazonのレビューでも勘違いされている方がいましたが、このステレオミニプラグの穴は音声入力を受け付けるINPUTではなく、音声出力をするOUTPUTのようです。

FMトランスミッターについている穴はOUTPUT

つまり、トランスミッターからカーオーディオのAUX端子へとつないで音声情報をカーオーディオに流し込み、車のスピーカーから音を出すというような使い方をするようです。(Bluetoothでスマホとつなぐが、FM電波は利用しない使い方。)

以下の楽天のページでは、スマホとトランスミッターを線でつなぐという説明を見かけましたが、どうやらそれは間違いのようです。


  • (正解)  「FMトランスミッター側の穴(出力)」と「カーオーディオの穴(AUX、入力)」をつなぐ
  • (間違い) 「FMトランスミッター側の穴(出力)」と「スマホの穴(出力)」をつなぐ

最初自分も間違えました。
「出力の穴」と「出力の穴」を繋ぐのは変ですね。。。

もう一度確認ですが、

トランスミッターのステレオミニプラグの穴はOUTPUTです。音声の出力です。

「FMトランスミッターのFM電波を使わずカーオーディオのAUX端子へ流す」 ときに使うのようです。

なので「スマホの穴」と「FMトランスミッターの穴」を線で繋いでも意味が無いです。

このOUTPUTの穴があるのは、FMトランスミッターだけどFM電波を使わない方法も用意されているということだと思います。

他のFMトランスミッターの電波を拾ってしまう(混信?)といったことを避けたい場合に使うのでしょうか? そこまでの解説は説明書にありませんでしたが恐らくそうだと思います。

ちなみに、このステレオミニプラグでつないでるからと言ってFM電波の発振は停止しないようです。

あとでも、少し触れますが、

このFMトランスミッターの電源を車からとっている状態で、FMトランスミッターの電波発信があると、通常のラジオを聞いていると雑音が入ります。

トランスミッターまでの電源供給電線が雑音の電波発振の可能性があると素人ながらに思いました。その電波が車のアンテナで拾ってしまっている気がしました。

モバイルバッテリーから電源をとった場合は、ラジオに雑音は入らなかったです。(たまたま?)

スマホとFMトランスミッターをAUXでつないでも一応音は出たが、、、

本来の使い方ではないと思われるつなぎ方、つまり 「スマホとFMトランスミッターを線でつなぐ」方法でも、一応音は出ましたが、カーオーディオの音量をかなり大きくしないと音は出ないようです。

なので、ラジオに切り替えたとき、とても大きい音が出てしまうと思うので、元々間違いであると思われるこのつなぎ方は、使えないと思います。

U●●と出るのは何?

周波数の数字が出ている状態で、真ん中のツマミを回し始めると、U●●という表示に切り替わり、数字を変更できます。これはBluetoothでつないだときのトランスミッター側のボリュームのようです。範囲はU00~U30までのようですが、

例えば、スマホを最大音量にしてBluetooth接続しても音が小さい場合、このU●●の数値を大きくしてあげると、更に音がおおきくなります。U30になっていると、それ以上大きくはなりませんが。

なので、スマホのボリュームを固定しておいて、トランスミッターの方でボリューム調整をするということができることになります。例えば、ラジオの音量調節が、押しボタン式で使いづらい場合は、FMトランスミッター側のツマミで音量調整でき、ツマミで音量調節したい場合は便利になります。

このU〇〇の説明は、説明書に書いてありませんでした。イマイチな製品と感じた理由の一つになります。

このU●●の変更は、Blutoothでつながっていてもつながっていなくても変更できます。

周波数の変更ができない場合がある?

例えばスマホのBluetoothがONになっていてFMトランスミッターに給電がされると、自動でリンクされるようですが、 Bluetoothでスマホとトランスミッターが無線接続中は周波数の変更はできないようです

変更したい場合はスマホのBluetoothをオフにしてから真ん中のツマミを2秒間ほど長押しすると、周波数の表示が点滅し変更できるようになります。スマホとトランスミッターがリンク中は長押ししても点滅せず、周波数の変更はできません。

フィリップスのトランスミッターを使ってみて気になった問題点・惜しい点

早速テストしてみて、気づいた問題点のは次の点です。

  1. FMトランスミッターの電源が入ったまま、普段聞いているFMラジオ局を聞こうとするとFMラジオにノイズがサーっと入ってしまう。
  2. シガーソケット分配器の隣のソケットが使えなくなってしまう場合がある。
  3. ある条件でBluetoothの再接続がうまくいかない。
  4. FM電波を使わずに、AUXの接続でカーオーディオに音楽をストリーミングできるが、FM電波が停止できないっぽい。
  5. 説明書の作りが丁寧でない。

以下に説明します。

問題点1 トランスミッターに電源が入っていると、カーオーディオのFMラジオにノイズが入る (これはどこのメーカでも同じ??)

FMトランスミッターに電気が通っていると電波を発している状態になるようなのですが、トランスミッターに通電しているまま、オーディオで普段聞いているFMラジオ局を聞こうと切り替えた時(周波数をいつも聞いているラジオに合わせた時)、FMトランスミッターの発信している電波が影響しているのか、電源のノイズが原因なのか、ラジオ局からの音にノイズが入ってしまっていました。

FMラジオの電波環境の良いところではノイズが気にならなくなることもありますが、電波環境の良いところだけを車で走れるわけではないので結構気になりました。(トランスミッターで設定した周波数で、トランスミッターからの音を聞く場合はノイズはほぼ入らないです

トランスミッターをシガーソケットから抜いて通電を止めると、FMラジオにはノイズは入らなくなりました。

これは、オーディオテクニカでも同じではないかと想像しますが、もしオーディオテクニカではノイズが入らないのであればオーディオテクニカの製品が良いと思います。

Audio Technica(オーディオテクニカ)
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ノイズ対策 その1 電源ON-OFFスイッチを設ける

このノイズを出さないようにするためには、カーオーディオでFMラジオをき場合はトランスミッターの電源をオフにする必要がありますが、そのために以下のようなスイッチ付きの分配ソケットを購入しました。

カシムラ
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ソケットから引っこ抜けばいいのだけど、トランスミッターを差し込んでいる分配ソケットは強く固定してないので、新たにスイッチをも設けました。

これを使えば、カーオーディオでFMラジオを聞きたいときはトランスミッターの電源をオフしてノイズの発生をなくすことができます。

以下のようなものもありました。

購入したフィリップスのトランスミッターにはUSB充電口が二つあり、スマホなどを繋いで充電することができます。

トランスミッターを介してスマホへ充電していた場合、トランスミッターの通電ををオフにしてしまうと、当然スマホへの充電も止まってしまいます。

トランスミッターからスマホへ充電しながら、FMラジオ局を聞く場合はノイズがでてしまって聞き取りにくくなることになるので、トランスミッターのUSB充電口は(ラジオも聞きたい人にとっては、)使いたくないものになります。

そのため、スマホを充電したいときは、以下に示すような機器(USB充電専用のソケットに差し込む機器)等を買う必要が出てきます。

ラジオを聞く人にとっては、ラジオのノイズ対策として、結局5000円以上かかってしまいます。

Bluetoothオーディオを買ってしまったほうが手っ取り早いような気もします。

Bluetoothオーディオ なら ラジオとBluetoothを簡単に切り替えられるはず??。

しかし、Bluetoothのカーオーディオだと、設置や「他の車への移設」が手間です。

ノイズ対策 その2 モバイルバッテリーからFMトランスミッターの電源をとる

既に持っていたJackeryのモバイルバッテリーを使って動かしてみると、ノイズが激減しました。

なので、車中泊的なことをするために、モバイルバッテリーを常に置いている人は、このモバイルバッテリーから電源を取ることでトランスミッターのノイズを激減させることができると思います。

問題点2 隣のシガーソケットを使えなくしてしまう。

車のシガーソケットは一つなので、以下のような分配器を使用していて、そのソケットの右端にFMトランシミッターを挿しましたが、、、

槌屋ヤック(Tsuchiya Yac)
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以下の写真のように、真ん中のソケットが使えなくなってしまいました。。。

ちなみに左が「車載専用にするワンセグスマホ充電用」、真ん中は「携帯スマホ充電用」、右が「FMトランシミッター」です。

以下のオーディオテクニカの製品のほうがソケット差し込みと操作部が線で穴されているので干渉してしまうということはないと思います。(オーディオテクニカの方が値段は少し高くなりますが)

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対策としては、先程も掲載しましたがスイッチ付きの分配器を購入することでソケットに余裕をもたせました。

問題点3 ある条件でBluetoothの再接続がうまくいかない ワンセグとラジオ局の間のザッピングが超面倒

このトランスミッターを使ってワンセグを聞いていて、ラジオを聞きたくなってカーオーディオでラジオに切り替えると、ラジオにノイズがたいてい入ってしまうので、そのノイズを消すためトランスミッターをシガーソケットから抜けばノイズは消えます。

しかし、「やはりワンセグを聞きたい」となって、FMトランスミッターに給電するためソケットに入れて給電開始しても、スマホとトランスミッターのBluetooth接続は切れた状態になってしまうので、もう一度ペアリング操作をしないといけなくなります。(さらに再ペアリング後のスマホのBluetooth音量が0になっているのでボリュームを再度上げる操作も必要になります。)

スマホのワンセグは視聴中のまま、トランスミッターの電源を切って、再度トランスミッターの電源を入れると再接続できないので再度ペアリング操作が必要になります。

えっ??めんどうだな、、、

再確認

ワンセグを切らずにトランスミッターの電源を切り、ワンセグをつけたまま、再度トランスミッターの電源を入れると自動再接続できません。(トランスミッターの再給電の前にワンセグを切れば大丈夫です。しかし、そのあと結局ワンセグをONする操作が必要になり手間がかかります。)

音楽再生アプリで試してみましたが、同様でした。

ワンセグ視聴していて、(Bluetoothのリンク切れを起こさずに)ラジオをノイズ無しでちょっと聞いて、またワンセグに戻りたいときの手順。

ワンセグを聞いていたラジオを聞きたくなって、聞くが、やはりワンセグを聞きたい場合、次の手順でやれば、ペアリングの再接続は自動でされるようです。

STEP
ワンセグのアプリを終了する

この操作は、トランスミッターを再度給電する前にオフでも大丈夫みたい。

STEP
ラジオにノイズが入るのでFMトランスミッターへの給電をオフにする

これでノイズなくラジオが普段どおり聞けます。(電波環境が良いと、これをしなくてもきれいなこともあるようです。)

STEP
カーオーディオで聞きたいラジオ放送局の周波数に切り替える
STEP
(やはりワンセグを車のスピーカーで聞きたくなり)ラジオの周波数をFMトランスミッターの周波数に戻す
STEP
トランスミッターへの給電をONにする

給電により電波発振が再開。

STEP
ワンセグのアプリを立ち上げる。

アプリ立ち上げ前の留意点

フィリップスのトランスミッターのアナウンス音声は二つあります

  1. 「ペアリングモード」(通電して電波の発振を開始しています。みたいな合図のようです)
  2. 「ペアリングが完了しました」(Bluetoothでリンクしましたの意味のようです)

スマホのBluetootheがオンであれば、上記1,2の流れでアナウンスされるので、「ペアリングが完了しました」と音声が出てからワンセグアプリを立ち上げれば、再度ペアリングすることなく車のスピーカーから音がでます。

メチャめんどくさいです。。。

トランスミッターへの再給電時に スマホで音声が流れていると、ペアリングができないようです。アプリを立ち上げたままトランスミッターへの給電を再開してしまうと、自動での再接続はされません

再確認

上記の手順であれば、自動で再接続される。とても手間がかかる。

トランスミッターの電波発信を停止することができない??。

このフィリップスのトランスミッターは、カーオーディオにAUX入力端子があれば、トランスミッターとオーディオのAUXをつなぐことで、FM電波を使わずに車のスピーカーから出力できます。

これを利用してみると、FM電波での送信と比べると少し音量が大きくなり、良いと思いました。

しかし、この時、トランスミッターの電波発信を停止することができません(停止するほう法が見つけられませんでした)。

このAUX接続を使っている場合はFM電波は使わないので、この電波だけを停止できるようなスイッチがあれば、カーオーディオのFMラジオに切り替えたときに、ノイズなく音が聞けると思いました。が、実際はOFFにはできないので、そこが惜しいと思いました。(FM電波の発振がノイズの場合、OFFにできるとノイズが消えることになる。)

トランスミッターのUSB差込口からUSB充電するときにも、無駄に電波が発振されたままになるのでノイズが入ってしまいます。電波だけオフできればFMラジオを聞く際にノイズが入らないので便利です。しかし、それができません。

やはり「ノイズ無くFMラジオ局も聞く」場合は、先程のスイッチ付き分配器を利用してON/OFFするかモバイルバッテリーから電源を取るしかないような気がします。

ラジオにノイズが入るのを嫌ってFMトランスミッターへの給電を切った場合、USB充電も使えなくなるので使いにくくなります。

説明書の作りが丁寧でない

FMトランスミッターをの真ん中のツマミを触っていると U〇〇 と出ることがあります。U0からU30まで数字が変わります。

これはBluetooth接続したときのボリューム調整のようなのですが、そのへんの説明が全く書いてありませんでした。

有名メーカーの説明書とは思えません。とはいえ、有名メーカーでも雑な説明書もあったりするので微妙なところですが、私の規準、独断と偏見では失格です。このメーカーのリピート購入を躊躇してしまいます。

その他惜しいところ

期待過剰だったのかもしれませんが、作りがチープな感じでした。真ん中のツマミも、もう少し重みのあるミニコンポのような安定感のあるツマミの感触だと良かったのですが、まわしていても微妙に軽く回ったりすることもあり、中華製みたいな感覚で、残念に思いました。

トランスミッターに給電中だとFMラジオにノイズが入ってしまう原因を探ってみる

ノイズの出る状況をいろいろ探ってみました。

シガーソケットから分配器使い「スマホへの充電」と「トランスミッタへの給電」をしていて、FMラジオを聞こうと周波数をラジオ局似合わせるとノイズが入る。スマホへのUSBケーブルを分配器から抜くとノイズが入らない。

トランスミッタに給電してしなければ、スマホに充電していてもFMラジオにノイズは入らない。

これらのことから、USBケーブルも分配器に挿していると、分配器を通してFMトランスミッタにノイズがはいって、そのままノイズの乗った電波がトランスミッタから発信され(それともFMトランスミッタの発信が相互に影響して、車のアンテナにノイズが入ってしまう)のではないかと考えました。

トランスミッタに給電されていて、かつ、スマホ充電していてもスマホの位置をトランスミッタから?離すとノイズが結構減る場合がある。

モバイルバッテリーからスマホ充電し、トランスミッターは分配器を通して給電していてもFMラジオにノイズは入るが若干減る。その状態でスマホの位置を替えてみたりするとノイズが入らない

ポータブル電源にFMトランスミッターを挿し、スマホ充電は車からしてみると、ラジオにノイズは入らない。 スマホ充電をポータブル電源からとり、FMトランスミッタを車の分配器からとってもノイズは入らない。(モバイルバッテリーからのスマホ充電だとノイズは少しはいる)

分配器を使わずシガーソケットにトランスミッタを直接さしただけでもノイズが入る

ポータブル電源にトランスミッターを挿して使った場合、ノイズは入らなかった普通に動きました。

電源元ををスマホとトランスミッタを別にすればノイズが入らないと思ったが、モバイルバッテリーでスマホ充電してても多少ノイズが入るので、単純にそうとも言えなさそう。

またトランスミッタをシガーソケットに挿しただけでもFMラジオにノイズが入ったので、なかなか原因の特定は難しい。。。

USBケーブルがアンテナの役割をしてしまって、電波を拾いそれがトランスミッタへの電源にノイズが入り、それがFMラジオにノイズを乗らせてしまう?

ということで、とりあえずUSBケーブルのまわりにアルミテープを貼ってみることを検討中です。(検討してましたが、2021/09/27に別の車で使っていたカーオーディオを移設しました。)

FMラジオも聞くから、Bluetoothのカーオーディオ買ったほうが手っ取り早かったかも…

カーオーディオでスマホからの音声を流すにはどうするのがよさそう?(まとめ)

今回の経験より、お金に余裕があって、他の車に移設することがないのであれば、Blutooth対応のカーオーディオを使用したほうが使い勝手が良いと思いました。

FMラジオは絶対聞かないというかたはトランスミッターでも良いかと思います。

FMトランスミッターを使うと…

カーオーディオで普段聞いているFMラジオ局を聞く際、ラジオ局の電波にノイズが入る。ノイズをなくす場合は、ソケットから少しぬいたり、スイッチを設けるなどして通電を停止させる手間必要になる。

Bluetooth搭載オーディオを使うと…

Bluetooth搭載オーディオだと、値段は少し高くなるが、 FMラジオを聞く際のノイズ対策が不要になると思われます。トランスミッターの電源を切るためのスイッチを用意する必要がないのでスッキリ! 他の車への移設は少し手間になりそう。

Bluetooth非搭載のAUXありのカーオーディオを設置するのはどうなのか?

2021/10/09現在、結局、AUX端子付きのBluetooth非搭載のカーオーディオを使っていますが、「有線イヤホンがつけられないiPhone」の音を車のスピーカーから出すことはできないと思いました。

今の所、Andoroidでワンセグを流しているので、Bluetoothの必要性はないのですが、ワンセグの届かない場所で、ネットは繋がる場所(例えば高速道路のトンネル内)だとiphoneでyoutubeを流したりしたい(ネットの電波は届く)と思うので、そのような場合は(iphoneを使いたい場合は)Bluetoothが必要だと思います。

ワンセグを流しているAndoridスマホは古い機種で、youtubeアプリがインストールできないので、私の場合は、「FMトランスミッター」「Bluetooth未搭載の他の車で付かていたAUXありカーオーディオ」のハイブリッドで使用することになりそうです。

お金に余裕があれば、やはり Blutooth対応のカーオーディオを使用したほうが手っ取り早いと思います。

「iphone使わない」とか「無線接続は考えられない」という方はBluetooth非搭載のAUXありのカーオーディオでも良いと思います。

トランスミッターがおすすめの人

スマホからの音声しか聞かない人。ラジオは殆ど聞かない。

音質の細かい違いはあまり気にしない人

他の車でも使いたいことがある。レンタカーなど。

カーオーディオの設置の手間などをかけたくない。お金も節約したい。

カーオーディオがおすすめの人

スマホからだけでなくラジオも聞いたりする

細かい音質の違いが気になる。

安定した環境のほうが良い。

とりあえず、フィリップスのトランスミッターを使ってみてのまとめ

FMトランスミッター買って、ワンセグが聞きやすくなって良くなりました。

しかし、FMトランスミッターからの音がやや小さいようで、普段聞いているラジオ局の音のほうが方がのほうが少し音声が大きいため、ラジオと交互にスマホのワンセグも聞く場合は、切り替えの度にボリューム調整をしなくてはいけません。(ここはラジオ局側の問題のような気もしています。いつも聞いているラジオ局だけが少しボリュームが大きいです。その他のラジオ局と比べるとトランスミッターとの音量差は少ない感じです。それでもトランスミッターの音量をU30と最大にした場合の話です。)

音量調整はそんなに手間ではないのでココはあまり気にしていません。

FMラジオを聞く場合に入るノイズは、スイッチ付き分配器を使ってトランスミッタへの給電をOFFにすることで解決できそうです。

カシムラ
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トランスミッターの良いところ

バッテリの電圧がわかるので、バッテリーの状態管理に役立ちそうです。

長押しで音声アシスタントが起動できます。

通話もしやすい? これから確認してみたいところ。

レンタカーでも手軽に設置できる。

その他

あとは、改善点はワンセグの電波受信をよくするここと。ワンセグの受信ができないことがときどきあり、もどかしいことがあります。

これはFMトランスミッターの問題ではないのでまた別の機会に記事にできればと思います。

車中泊をしている人がおすすめしているので以下の製品を検討中。

DXアンテナ
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