はい、HDCPにはいくつかのバージョンがあります。
HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)は、HDMIやDisplayPortなどの映像端子で送られるデジタルコンテンツの著作権を守るための「暗号化ルール」です。
現在、主に使われているのは以下の3つの世代です。
主なバージョンの違い
| バージョン | 主な対応コンテンツ | 特徴 |
| HDCP 1.4 | フルHD(1080p) | 2009年頃から普及。Blu-rayや地デジ放送などで広く使われています。 |
| HDCP 2.2 | 4K / HDR | 2013年に登場。4K映像を映すために必須のバージョンです。 |
| HDCP 2.3 | 8K / 最新の4K | 2018年に登場。セキュリティがさらに強化された最新規格です。 |
目次
注意すべきポイント:互換性の問題
HDCPで最も厄介なのが、「送信側、受信側、そしてその間にある機器すべてが同じバージョンに対応している必要がある」という点です。
- 「4Kが映らない」原因の多くはこれ:例えば、4K対応のゲーム機(HDCP 2.2)を、少し古い4Kモニター(HDCP 1.4まで対応)に繋いだとします。この場合、著作権保護のルールが一致しないため、「映像が全く出ない」か、映っても「フルHD(1080p)に画質が落とされる」ことになります。
- 中継機器も重要:プレーヤーとテレビの間に「AVアンプ」や「HDMI切替器」を挟んでいる場合、その機器もHDCP 2.2以降に対応していないと、4Kコンテンツは再生できません。
自分の機器を確認するには?
最近のテレビやモニターであれば、HDMI端子の横に「HDCP 2.2」や「4K」といった刻印があることが多いです。また、製品の仕様表(スペック表)のHDMI入力欄を確認すると、対応しているHDCPのバージョンが記載されています。
お手持ちの機器で「映像が映らない」「4Kにならない」といった具体的なお悩みがあれば、機種名を教えていただければお調べすることもできますよ。