「いま住んでいる家の 前の道 」はいわゆる生活道路なのですが、抜け道として利用する車がたまにいます。
さらに悪いことに、人命を軽視しているかのような猛スピードで走り抜ける車もいます。
そのため、以下の 直径26cmほどの丸い看板を設置していました。
この記事の冒頭で示している写真は、この商品を蛍光色で塗り替えたものです。
この絵柄ってピクトグラムってやつかな?
そうですね。そう言えると思います。
東京五輪の開会式でも種目を表すピクトグラムの演舞?があったなぁ
この丸い黄色の看板を塀に設置して通行するドラーバーに注意を促していたのですが、2021年11月上旬に、その「家の前の道」が 新しく舗装し直されることになりました。
次の写真は舗装されたあとの路面です。
「さらにスピードを出しやすくなって危ない」と感じたので、舗装が完了するのに合わせて、これまで使っていた看板を蛍光色に塗り替えて設置してみることにしました。
生活道路を通り抜ける車 が 危ない のよね…。
今回のブログ記事は、家の塀に設置していた看板(既存の看板) を蛍光塗料を使って塗り変えて目立たせるよう試みた話です。
生活道路の抜け道対策の一つといえる思います。
「ピクトグラムの看板を蛍光色で塗替えたい」
「私道などを通り抜けする車へむけた目立つ看板を設置したい」
という方の参考になればと思います。
どんな感じで蛍光色に塗り替えたの?
看板設置してみようかしら…
ドライバーは気づくのかな?
効果ありそう?
結論としては、実際塗り替えてみて、やはり前より目立つようになったと思います。
実際の効果はこれから様子を見たいと思いますが、少しは改善しそうな気がします。
塗り替えに使用した下地塗料と蛍光塗料
今回、蛍光色に塗り替えるために利用した主役の製品は「アサヒペン 蛍光塗料スプレー レモン色」です。
この蛍光塗料に加えて、白色の下地塗料が必要とのことだったので、割安だった以下の塗料を下地として塗りました。
え?白色の下地?
白色の下地の上に塗らないと蛍光色が映えないらしいです。スプレー缶の注意書きにも書いてあり、後で買い足しました。
次に、さっそく塗装方法を記載してたいところですが、塗装することになった背景をまず記しておきます。
塗装だけに興味ある方は飛ばしてください。
家の前の道で「車の通り抜け」が怖い 現状
現在、私の住んでいる住居周辺の道路は次のような感じです。
緑色の四角が居住地で、家の向かいの敷地に自分が利用している駐車場があり、近所の少し離れたところに小さな交差点があります。
家の前の道はいわゆる生活道路で、図の43メートルの区間は一台しか車が通れないような幅で、74mの区間と35mの区間は2台すれ違えるくらいの幅です。距離はGoogleマップで確認しました。
通り抜けの車は、交差点 の信号が赤になって足止めされた車が、家の前の道をショートカットして通り抜けます。(下図参照)
時には猛スピードで通り抜ける車もいて非常に危険です。
危ないんですけど。。。
危険だからといって、家の前の道は私道ではなく市の道路となっているため、通行を独断で禁止することもできません。
昔はここは、通り抜けはできない行き止まりの砂利道だったのですが、宅地開発で田んぼが埋め立てられ、通り抜けできるようになってしまいました。
居住者としても便利な場合もあるのですが、危険も増えてきました。死亡事故も起こりかねません。
特に、幅の狭い道から進入してショートカットしていく車は、視界の奥に広い道が見えるためか、早く広い道に出てスピードアップしたいという心境になっているようで、アクセルを踏んだままで走り抜けようとする雰囲気です。(家の中でもエンジン音が聞こえるのですが、アクセルを踏んでいるような音が聞こえます。)
猫や人の飛び出しを想像しないような速さで走行するの車がいて怖いです。
ちなみに猫も2匹ほど出没するため、轢かれないか心配にもなります。
通勤・通学のためにこの道を使う人もいます。
近所の子供も時折遊んでいたりします。
心配だ…
この問題で注意したいところ
この問題で注意したいところは、 猫や人の飛び出しを想像しないで、もしくは、轢いてしまってもしょうがないというような速さで通り抜けていく車がいることです。
人命を無視した犯罪者的なスピードを出す車がいる。
「住まいの前の道」を挟んだ向かいの土地に駐車場があり、そこに自分の車を駐めているのですが、
以前、車で出かけるため、駐車場から狭い道に向かって車を出して走行しようとしたところ、向かいからショートカットしてきた車が、人命を無視したような猛スピードで、狭い道路を通り抜けようとする車に遭遇しました。
スピードを落とす気配がなくアクセルを踏み続けているようだったため、近隣住民が不意に道に出たときに車に轢かれないよう、被害が及ばないよう、安全を維持するため、少し進路妨害ぎみに車を前に出したところ、ものすごい形相でその運転手に睨まれたことがありました。
睨みたいのはこっちです!
人命を無視したスピードを出すな!
あれは、なにか犯罪を犯しているかのような?何かに取り憑かれているような目つきでした。
逆恨みで放火されるのではないかと心配になりました。
この経験で、このような犯罪者的スピードをなんとも思わない人種がいることを改めて感じ、なんとかしたいと思いました。
全国的にも生活道路での事故が多いという話を聞いたこともあります。
こういう危ない人はいなくなってほしい
通り抜ける運転手の種類を想像してみる。
この通り抜けの問題で、次のようなドライバーを想像しました。
- 看板がなくても人や猫の飛び出しを想像し、ゆっくりと通行してくれる人
- 看板を見て、気づいてスピードを落としてくれる人
- 看板を見ても、急いでるからと無視してスピードを出し続ける人
- 看板が目に入らず人命を無視したスピードを出す人
注意すべきは、2,3、4の人達だと思います。
1は「優良ドライバー」、2は「良心が一応あるドライバー」、3と4は「犯罪者的ドライバー」だと思います。
犯罪者的ドライバーには「看板」は効果がないと思う。
先程の3,4番のような猛スピードで通り抜けていく車に「看板」は効果がないと思います。
3,4番のような タイプは「看板が目に入らない」「看板の意味が理解できない」 「人命を軽視している」ようなタイプだと思います。
普段から猛スピードで通り抜けるような人に「看板」はおそらく無意味。犯罪者的な性格の持ち主には伝わらない。
「看板が目に入らないだけのドライバー」には看板に気づいてもらえれる可能性あり
看板が目に入らないだけのドライバーにはには 看板を大きくすれば多少改善の効果はあるかもしれませんが、看板を大きくすると風で飛ばされたりして危険もあります。
飛ばされないようにするには支柱や固定器具を頑丈なものにしたりとお金がかかってしまいます。なので今回のように蛍光色で塗り替えるという方法が得策のような気がします。
「人命を軽視しているドライバー」には看板は無意味の可能性が高い
先程、経験談で触れた、睨んできた運転手は 人命を軽視しているドライバー だと思います。こういった人は看板を無視すると思います。人が死んでもいいや、とか、人が飛び出してくるわけがないと、自分にとって都合のいい想像をしているのではないかと思います。
今回のこの記事は、「看板に気づいてスピードを落としてくれる人」(先程の2番のタイプ)に向けた内容になると思います。
看板を見て「スピードを落としたほうが良いな」と思う良識のある方に向けたアプローチになると思います。
3,4番のタイプにはまた別の対策が必要になりそうです。
これまでの対策 BEFORE
今回、蛍光色の看板を設置する以前は、次の2つの対策をしていました。
- 家の塀に「看板、サインプレート」を設置
- 家の塀にミラーを設置
塀に看板を設置
看板は以下のものを利用して設置していました。看板の設置効果は恐らく少し効果はあったと思いますが、客観的な証拠があるわけではありません。
以下の動画は、看板(サインプレート)を設置準備している動画です。
この看板の惜しいところ
看板のデザイン自体は良いと思ったのですが、しばらく使ってみて感じた惜しい点は次の2点です。
「猛スピードで通り抜ける車に対してはサイズが小さい気がする」
「猛スピードで通り抜ける車に対しては色が目立たない気がする」
看板を手にとって設置作業をしている人間からすれば「わかりやすい」と思っても、それは手にとって近くで見ているからで、通り抜ける車にとっては遠くから気づきにくくて目にとまらないような気がしました。
そのため今回、より遠くからでも気づいてもらうため、蛍光色で塗り変えることを考えました。
職場や公道で蛍光色の看板が使われているのを見て目立っていたので、良いかもしれないと思い、蛍光色に塗ってみようと思いました。
看板サイズの大型化は断念
先程も少し触れたかもしれませんが、看板の大型化は適した大きさの既製品がないと感じたことや、あったとしても設置場所がなさそうだったので看板の大型化はせず、まず看板を蛍光色で目立たせることを今回試してみることにしました。
大型化すると、風に飛ばされ無いような工夫も考えないといけないです。
ミラーの設置
ミラーについては、車の存在が玄関を出た時点でわかりやすくなったため、自分にとっては有益でした。運転手もミラーの存在に気づいてくれてたかもしれません。
ミラーは次のようなものを利用して塀に設置していました。
市役所にハンプの設置について相談しに行くも、雪国ではハンプは不適切?
一度、市役所に行き、この件について相談(ハンプみたいなものを設置できないかと相談)しに行ったところ、近隣住民の同意も取り付けたうえで、また来てみてくださいということになりました。
よくよく考えるとそれもそうだなと思いました。
そして、しばらくして、改めて考えてみると「ハンプだと雪が降ったあとの除雪作業がしにくくなるのではないか?」と思いました。
雪国でのハンプによる抜け道対策は不適切な可能性が高いと思い直しました。
雪国でのハンプによる抜け道対策は不適切な可能性が高いかも?
冬になると、除雪作業をしてくれる人がいて、積雪を押しのけてくれるのですが、段差があるとそれが困難になります。雪に埋もれているハンプにショベル部分が引っかかったりして、除雪作業が捗らないと思いました。
というわけで、手っ取り早くできる対策といえば、これまでの看板を蛍光色に塗り替えて目立たせることくらいではないかと思いました。
サインプレートを蛍光色に塗り替える手順
では、本題の塗装の流れです。
塗り替える手順は次のような流れで行いました。
カッターは以下の物を買いました。300円ちょっとだったので、一本持っていても良さそうですし、実際使ってみて便利だなと思いました。小回りがききます。
少量の100mlのタイプもありました
蛍光色スプレーを塗って乾いたあと、マスキングテープを外します。
塗装面の保護のため、ラッカースプレーを塗ってみました。この効果はイマイチよくわかりませんが、太陽光などで、蛍光色が色あせたりするのかなと思ったのでスプレーしてみました。
白色の塗料はどれが良い?
下地となる白色の塗料は以下のSOFT99のほうが割安、容量に対して値段が安かったので、コレを使いました。
蛍光塗料と同じメーカーのものもありました
ホルツというブランド?のものもありました。
どれが良いのかは正直わかりませんが、安いものを使いました。
看板を塗り替えてみた感想
ぱっと見の目立ちやすさにハッキリと違いがでました。
以前の黄色だと、天候が暗いと目に入りにくかったですが、蛍光色なら天候が暗めでもパッと目に入ってくる感じで効果がありそうに思いました。
まとめ
蛍光色に塗ってみましたが、見やすくなり、通り抜ける車の目にとまるようになった気がします。
猛スピードで通り抜けるような犯罪車には効果は薄い気がするので、その点は、また別の対策を考えないと行けないかもしれません。
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